A.  まずひとつは、『まちづくり委員会』を『福祉・コミュニティ部会』、『生活・環境部会』、『経済振興部会』、『教育・交流部会』の4つの部会に分け、それぞれの内容に『優先順位』をつけたことです。部会分けで、議論する内容が絞り込まれることと、その中で、一体何が、最優先すべき事柄か、について明確に示したことです。
  次に、行政はだいたい、3年周期で『係の異動』があります。若い方は、様々な係を経験して勉強することも大切ですが、いつまでもそうではなく、ある程度、その事業が終わるまで、その係に居て頂く、または、専門性を持って少し長い間関わって頂く、という事も必要かと思い、その事も提言に取り入れました。

 
A. ・『農業収益』の改善には
 第一に『後継者の問題』が上げられると思います。安心して息子や娘が後継できる土壌を作る必要があると思います。美唄ブランドを作り、加工、販売、流通までの過程を確立し、『食の祭典』などのイベントを行い、それを『進化させていく』ような工夫が必要かと思います。

・『商業収益』の改善には
 商店なども、『後継者の問題』が第一と思います。若い人の発想で、どんどん今までと違う形態で商業を活性化する、という事ができないように思います。若い人の力を生かせる環境にしてあげると良いと思います。

・『工業収益』の改善には
やはり、それぞれの『企業努力と工夫』が必要です。また、同業者同士が集まり、知恵を出し合い、お互いに創意工夫、切磋琢磨が必要だと思います。必要ならば、一緒にイベントを開催したりすることも今後必要になってくるのでは、と考えます。

・『人口』減少に歯止めを掛けるには
 これは、行政を始め、民間人も努力が必要だと思います。人が集まれば、自然と農業、商業、工業も栄えます。にぎやかになり、街が明るくなります。若い人はもとより、今団塊の世代が多く定年を向かえ、都会から離れて暮らしてみたい、或いは、北海道へ戻りたい、または別荘的にでも家や田畑をもって暮らしてみたい、という希望はあるはずです。それらの人をターゲットに広大な美唄の大地を使わない手は無いと思います。自分で作った安全なものを口にする喜びは今後ますます多くの方が希望するところではないかと思います。


 

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A. ・『医療』
 市としても重大な課題だと思います。ただ、『産婦人科が無い』という事は、安心して子どもが産めない、安心して暮らせない、という事に繋がります。ですから、診療だけでも何とか行って欲しいものです。また、緊急性を伴う、『』『心臓』の病気に対応できる様な医療体制が無ければ安心して暮らすことができません。医療のメリハリを付け、最優先されるものを選択して整えていくべきと考えます。

・『福祉』
 福祉とは『面倒をみる』という事だけではありません。美唄には元気な高齢者が沢山います。また、専門性に秀でている方も沢山いらっしゃいます。このシルバーパワーをぜひ活かせればと思います。そして市民自ら、『元気に過ごす工夫』が必要だと思います。

・『教育』
 美唄市内の『教員』の方はぜひ、美唄に、住んでいただきたいと思います。美唄に住んでみて初めて、様々な事が見えてくる、分かってくる部分も多々あるものです。近隣の市町村から学校までの通いでは、『美唄の人』『美唄の様子』が見えてこないのではと思います。『日常の美唄』を肌で毎日感じていただく事で、様々な『気付き』があるのではないかと思います。
 また、学校選択制も進み、札幌の高校まで通学する高校生も増えました。美唄の学校も、何かひとつでも『1校1芸』何か秀でたものを作ってみてはどうでしょうか?きっと魅力的になると思います。


 
A.  産学官民の連携をいかに行っていくか、ですね。自分の仕事以外に、まちに対して何ができるか、ちょっとしたことでも良いのです、ごみが落ちていたら拾う、ご老人が雪道を歩いていたら、手を差し伸べる、車で道を譲られたら、ちょっと会釈する、にっこりする、こんなちょっとした心遣いが、まちを良くしていくものだと思います。

・『行政』
−少しでも専門分野を持って頂ければと思います。私は●●がやりたい、●●のスペシャリストになりたい、という気持ちを持てる体制になって頂ければと思います。

・『企業』
ボランティア活動について、一度よく考えて頂きたいと思います。今も自発的に行っている企業はありますが、まだまだ少ないと感じます。身近な事でよいですからぜひ、検討して欲しいです。地元で仕事をさせて頂いている、という事を考えるとやはり、地元にもっと感謝の気持ちを持たなければならないと思います。

・『学校・研究機関』
−美唄の良いところを引き出せるようなコーディネイトを提言していただいたり、『大地』、『グリーン』、『』をキーワードに、美唄に合った研究を進めていただければありがたいですね。

・『市民』
行政、企業などが変われば、自然と市民の意識も変わります。私にできる事はなんだろう、何がまちのためになるんだろう、という事を考え始めると思います。個人1人の気持ちが変わる、何か行動に出る、町内会単位で何かできることをやる、仲良しグループで何かをやる、何でも良いとおもいます。自分のまちが素敵になるんですから、そんな楽しい事はないはずです。
 

 
A.  ハードだけを整えたとしても、ただ経費がかかってしまいます。ソフトをどうするか、そのバランスが大切だと思います。『食の駅』は必要だと思います。運営の仕方によっては、農、商、工が繋がってメジャーになるチャンスもあるわけです。 ただ、『食』ですから、『美味しくなければ』やはり、リピーターはなかなか出来ないと思います。今、美唄では、『ハスカップ』や『アスパラ』といった農産物、それに『米粉』などを使った加工品が作られ始めています。ぜひ、このチャンスに、『美味しいもの』を、国道12号を通る、全道の方に食していただき、新鮮、安全は勿論『旨い!』と思われるような『食品』を作って頂ければ良いと考えます。