A.  東京と美唄を行ったり来たりする日々が続いています。本学は美唄の多くの方々から支援を頂いており、感謝しております
 大自然豊かな美唄は、北海道農業を支える大きな役割を果たせるのではと思っています。まだまだ可能性が開けると感じています。専修短大もこの地域に根ざした市民に愛されるキャンパスを目指していきたいと思っています。






   

 
A.  当時は、北海道の農業技術者を育てることを目標に開学をしました。その当時の志願者は3,000名もいたほどでした。農業技術者と共に土木技術者の育成などに力を入れてきました。
 しかし、時代の流れと共に、周りの環境がハイテンポで変わっていく事、美唄の人口減、少子化の影響などもあってか、『今の北海道に求められているもの』は一体何なのかを考え、やはり、北海道は農業大国であること、その農業を出発点として『地域とのつながりを深め』、市民や道民に愛される短大でなくてはならないという事から、来年度より、大きく学科の改編を行う事にしました。





 
A.  新しい『みどりの総合科学科』と『商経社会総合学科』はこれまでの縦割りの理系3学科、文系2学科の垣根を越えて横断的に関連する分野の学問も履修できます。将来の目的が定まっていない学生も本学へ入学して教員のアドバイスを受けながら科目を選択する中で自分に合った目標を見つけ出すことができます。また社会人にも門戸を開き、地域に根ざした学びのステージを強化しています。
 また、国公立私立の四年制大学への編入学については、これまでも抜群の編入率を誇ってきましたが、今後は更に専門性を深めるコースを設置し、将来進みたい職業のために関連する分野の知識も修得したい学生は文理系をこえた分野を選ぶ事も可能です。




 
A.  この学科は高齢社会に対応する『福祉に精通した園芸の専門家』や、これからますますニーズが高くなる有機農法による農業の可能性を追求する『農業科学系』、更に農業経営安定に関する機械技術・生産技術を学ぶ『農業機械系』、森林技術者や環境緑化のできる造園技術者やガーデニング技術を学ぶ『緑地環境デザイン系』、みどりを守る土木エンジニアを目指す『環境土木系』、農業分野と園芸分野を融合させゆとりある生活を送りたい、北海道の農業・自然環境・農村の素晴らしさをライフスタイルに学ぶ『田園生活系』。どれも、自然と共に生きる魅力を学ぶ、日本でも新しい学科内容となっています。今後の日本に求められるキーワードは、福祉、園芸、自然、癒し、農業、環境、田園と考え、その専門家を育成する事ができる、それが本学の『みどりの総合科学科』です。




 

 
A.  現在、各学科の先生方が、その専門性を活かして、様々な市の取組みや各団体への協力などを行っている状態です。
 個々人の先生方が、市や各団体の活動に参加する事も必要とは思いますが、できれば、地域環境科学研究所のような『短大と市のプロジェクト』を作って、様々な問題に対処できるような体制にしていきたいと考えています。

 
A.  美唄には、各所に特産物や観光名所が散在しています。美唄の場合は、国道12号線を挟んで、主に、東と西に分断されてしまっている感じがします。それが原因か分かりませんが、なかなか1つにまとまる、という事ができないように思えます。
 私は、『美唄市全体で』、というのとは別に、光珠内地区、茶志内地区、東明地区、市街地など、それぞれの地区に特徴のある拠点をいくつも作り、それを売りにしていく事もよいのではないかと思っています。その地域、地域の良いものを、その地域の方たちが立ち上がって拠点作りを行えば良いのではと思います。それが美唄市全体の「まち」づくりに連動していく。そういった各地域のまちづくりに対して、市が援助したり、その中で私たちも何か参加できる事があるのではないかと思います。






 
 
 
 

A.  『日本に北短あり』といわれるほど、もっと、多くの方に、特に市民の方に、この『専修短大』について関心をもって頂ければありがたいと感じております。社会人向けの講座も開講しておりますし、大学祭やオープンキャンパス、各所に本学のパンフレットや新聞も置かせていただいております。
 国公私立四大学への編入率の高さや、就職率の良さもぜひ、一度ご覧頂きたいと思います。私は、この『専修短大』がもっともっと今以上に、地域に根ざした、市民の方も自由に出入りできるような環境にしていきたいと考えております。

 
A.  短大を卒業すると、準学士で、四年制大学を卒業すれば学士となれます。勿論、美唄で2年間学び、その後四年制大学へ編入すれば良いのですが、そのような方法だけでなく、本学に『2年間の専攻科』があれば、そこで更に2年間学ぶと、大卒、つまり、学士の称号を与えられる、という事が可能になります。私は、今後、本学に『専攻科』を作り、美唄の専修短大で学ぶことによって、四年制大学卒業と同じ学士の称号を取得できる環境づくりをしていきたいと考えております。