〜美唄市内の交通死亡事故は3件3名に〜
 8月14日(土)午後9時40分頃、美唄市大通西1条南7丁目の国道12号線において、美唄市内に在住する男性(31歳)運転の普通乗用車が横断歩道のない国道を横断中の美唄市内在住の高齢者(78歳、女性)と衝突し、歩行者が死亡する交通事故が発生しました。
 美唄市内での交通死亡事故は、
  ○4月 7日  0:35  普乗×普乗    美唄市 国道(47歳、女性死亡)
  ○4月23日 13:09  原付×軽四乗用  美唄市 市道(19歳、男性死亡)
  ○8月14日 21:40  普乗×歩行者   美唄市 国道(78歳、女性死亡)
 と、国道12号線上での死亡事故が2件発生しています。
 
 空知支庁管内では、8月10日に交通死亡事故多発警報が発令されており、特別対策を展開中です。

<<交通事故に遭わないために!>>
●運転者の方は
スピードが2倍になると衝突時の衝撃は2倍ではなく、4倍になります。速度を出しすぎると事故を起こす危険性が増すばかりではなく、重大事故となる可能性が大きくなるので速度を控えましょう。
夜間、深夜でも歩行者や自転車が横断する事を念頭に置いて、スピードダウンの励行と安全確認をしっかり行いましょう。
●歩行者、自転車の方は
歩行者、自転車の方は、道路を横断する時は左右の安全をしっかりと確認し、横断を開始してからも常に左右の安全を確認しましょう。
自転車の方はライトを点灯し、歩行者は夜光反射材を身に付ける等、車の運転者から発見されやすくなるような工夫をしましょう。
【〜あなたもデイ・ライト(昼間点灯)運動に参加しましょう〜】


老人クラブの皆様へ
高齢者被害交通事故防止のお願い
〜これ以上交通事故の犠牲者を増やさないために〜

 悲惨な交通事故をなくし、安全で住み良い北海道を実現するため、これまでも道民の皆様と一緒に、様々な交通安全運動に取り組んで参りましたが、行楽期の訪れとともに、交通死亡事故が急増し、美唄市内でも、8月14日(土)午後9時40分頃、国道12号線上において78歳の高齢者が横断中の悲惨な交通死亡事故が発生し、4月以降、交通死亡事故が3件3名と昨年と比べ2人も増え、過去5ヵ年平均をも上回っております。
 これからの季節は、繁忙期を向え、高齢者の方々も外出する機会が多くなることと思いますが、交通事故に遭わないため、

 ●道路を横断する際は、左右の安全確認をしっかりと行う。
 ●必ず横断歩道を渡る。
 ●赤信号では絶対に横断しない。
 ●夜間に外出する際は、明るい服装にするか夜光反射材を見に付ける
 ●一時停止のある交差点では、自転車も一旦停止し安全を確認する。

ことが重要であります。
 また、運転者の皆様も、

 ●高齢者を見かけたら、急な横断を予想し、徐行するなど動静に十分注意する事
 ●高齢の歩行者、自転車利用の付近を通過する際は、十分な間隔を保ち徐行する事
など、高齢者の立場に立った安全な運転をお願い致します。

 北海道では例年これからの時期に交通死亡事故が増加する傾向がありますので、どうか皆様の明るく幸せな人生を、悲惨な交通事故から守るために、さらに一層のご協力をお願い致します。

平成16年8月16日
美唄市長 井坂紘一郎
美唄警察署 湊  賢三
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